共通論題テーマ: コロナ危機と東アジアの経済・経営の課題

開催日時:2020年11月7日(土) 13:00~18:00

開催方式:Zoomによるオンライン大会

<プログラム委員会>

委員長:井村進哉(中央大学)

副委員長:臼木智昭(秋田大学)

<委員>

鳥居伸好(中央大学)、姜英淑(東洋大学)、金明中(ニッセイ基礎研究所)、

黄八洙(経営行動研究所)、伊東和久(県立広島大学名誉教授)、

権五景(長岡大学)、内橋賢悟(横浜国立大学)、辺成祐(近畿大学)、

小熊仁(高崎経済大学)、丁圏鎭(青森公立大学)

執行委員長:鞠重鎬(横浜市立大学)

主催:東アジア経済経営学会

共催:中央大学経済研究所

 日 程

◇11月7日(土)  2020年度国際学術大会  13:00 18:00

開場           :13:00

開会のあいさつ :13:20 

鞠重鎬 (横浜市立大学教授・東アジア経済経営学会会長)

共通論題    : 13:25~15:25

総会      :15:25~15:45

休憩      :15:45~16:00

自由論題分科会  : 16:00~17:45

閉会のあいさつ:伊東和久(県立広島大学名誉教授・本学会研究委員長)

オンライン懇親会 : 17:45~18:00

 
共通論題 13:25 15:25

テーマ:コロナ危機と東アジアの経済・経営の課題

 米中貿易戦争に加えてコロナ禍がグローバル経済に重大な打撃を与え、なお終息の目途がたたない現状にある。しかも、11月3日に実施されるアメリカ大統領選挙の結果如何は、東アジアの主要国にも重大な影響を及ぼし得る。中国、日本、韓国を中心とする東アジア各国の対外貿易・投資、サプライチェーンの変化、それに伴う各国の産業構造の変化は、コロナ禍の下で「非接触型」生産・販売・流通・消費、投資・金融を推進する情報通信技術(ICT)型ビジネスを軸にさらに加速度的に進展している。それに輪をかけて米中の軍事・外交政策の変化も計り知れない影響を及ぼすことが予想される。まさに東アジアの経済・経営環境の変化は、アメリカの大統領選挙の帰趨を視野に入れた検討でなければならず、それを踏まえ東アジアにおける再構築を展望することが求められている。

 そこで今年度は、まず中国の実務界から東アジアの企業連携・協力関係の現状認識を基調報告として披露していただき、アメリカ経済の現状と対外経済政策の変化について論じたい。これらの議論を受けて日本と韓国の対外貿易・競争・連携の現状を検討する。こうした議論を通じて「コロナ危機と東アジアの経済・経営の課題」にアプローチすることにしたい。

                                            司会者:笠井信幸氏(アジア経済文化研究所)

<シンポジウム登壇者・報告者・討論者> 報告(13:25-14:40)

13:25-13:40

基調報告:史 銘氏 (中国国際商会 中日韓企業交流センター所長)

「コロナ後の中日韓三国間の経済貿易協力と展望」

13:40-14:00

共通論題報告 ① 井村進哉氏 (中央大学)  

「コロナ危機下のアメリカ経済・現状と展望」 

 14:00-14:20

共通論題報告 ② 村上研一氏 (中央大学)

「日本の貿易と産業競争力:コロナ禍以後を見据えて」

 14:20-14:40

共通論題報告 ③ 金成美氏 (忠北大学)

「コロナ19と韓国経済」

  • 討論 (14:40-15:25)

14:40-14:50

       討論者: 金奉吉氏 (富山大学)

14:50-15:00

       討論者: 内橋賢悟氏(横浜国立大学)

15:00~15:20

       全体質疑・報告者応答・討論

15:20-15:25

閉会辞: 鞠重鎬(横浜市立大学教授・東アジア経済経営学会会長)

  • 15:25~15:45 総会     
  • 15:45~16:00 休憩(自由論題分科会への移行作業)     
  • 16:00~17:45 自由論題分科会

自由論題分科会 16:0017:45   報告時間:発表20分、討論等10

ZOOMミーティングURL ・ミーティングID ・パスワード : 共通論題と同

※ 分科会の移動を希望する場合は、一旦ミーティングを退出し、再度ログインしてください。

「第1セッション」                     

座長: 伊東和久(県立広島大学名誉教授)

予定時間発表者論文題目討論者
16:05 ~ 16:35吉村さくら
(中央大学大学院)
低所得就業者と生活保護制度の接近
—「生活保護制度の在り方に関する専門委員会」に関する⼀考察— 
金明中
(ニッセイ基礎研究所)
16:40 ~ 17:10前原ひとみ
(中央大学大学院)
「利潤率の傾向的低下法則」と実体経済の動向に関する一考察内橋賢悟
(横浜国立大学)
17:15 ~ 17:45金明中
(ニッセイ基礎研究所)
韓国は新型コロナウイルスにどう対応したか、日本に与えるインプリケーションや今後の課題洪聖協
(東京未来大学)

「第2セッション」                

座長:丁圏鎭(青森公立大学)

予定時間発表者論文題目討論者
16:05 ~ 16:35金弘錫
(高崎商科大学)
企業の共同物流の現状と課題臼木智昭
(秋田大学)
16:40 ~ 17:10臼木智昭
(秋田大学)
Research on Japan’s Real Property Tax System鞠重鎬
(横浜市立大学)
17:15 ~ 17:45王玲玲
(中央大学)
八王子市における工業団地の機能と特質辺成祐
(近畿大学)

「第3セッション」               

座長: 井村進哉(中央大学)

予定時間発表者論文題目討論者
16:05 ~ 16:35鎌田修全
(中央大学大学院)
「『攻めの農林水産業』は日本農業の活路と言えるのか
―リンゴ生産と高付加価値化・輸出拡大戦略―」
江川章
(中央大学)
16:40 ~ 17:10管野啓一
(中央大学大学院)
損保業界における金融の自由化について松橋透
(中央大学)
17:15 ~ 17:45鳥居伸好
(中央大学)
現代資本主義における資本の力と国家金良泰
(聖公会大学)
  • 閉会のあいさつ:伊東和久(県立広島大学名誉教授・本学会研究委員長)
  • 17:45~18:00 オンライン懇親会         以上